ケリー・スレーターの健康の秘訣とは?

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30年以上も世界トップの舞台で活躍して11度のワールドタイトルを獲得。
更に昨年、50歳を目前に6年ぶりのCT優勝をパイプラインで決めたケリー・スレーター。

そんなケリーの健康習慣に興味がある方は多いだろう。

もちろん、ケリーの場合は才能が一番だが、「天才は1%のひらめきと99%の努力でできている」ということわざの通り、健康オタクと呼ばれるほど並外れた努力をしているのは有名な話だ。
健康を維持するための知識も豊富で、自身の経験や実績に基づいた話はコンペティター以外のサーファーにも参考になる。

今回はWSLスポーツプラクティショナーのジェイソン・ギルバートとの対談を紹介。

ケリーと同年代のジェイソンはカイロプラクターのマスターであり、鍼灸を学び、科学の学士号、著者。人間パフォーマンス最適化のスペシャリストでもある。
身体の動きに関する専門知識を持っている彼とケリーとの対談は高いレベルで長くサーフィンを続けていくためのヒントになるだろう。

(2022年、50歳を目前にパイプラインで優勝したケリー)
PHOTO:© WSL/Heff

ケリーがツアーに入ったのはまだ10代。トム・キャロルなど8〜10歳年上の選手と戦い、彼らが引退する姿を見て20代前半から食習慣について学ぶようになったと話す。
当時住んでいたカリフォルニアの健康食品を扱うスーパーで出会った僅か1ドルで売っていたジョエル・ウォーラック医師のカセットテープを聞いて衝撃を受けたそうだ。

その後もブラジルに訪れた際はグレイシー柔術の食習慣を学ぶなど、連続でワールドタイトルを獲得していた90年代は熱心に様々な食習慣を研究したとのこと。
現在もそのこだわりは続き、例えば多くの人が推奨する「朝食の重要性」もケリーは否定。これに関してはジェイソンも賛同している。
何故なら常にストレスを感じている内臓を休ませる意味があるから。

また、スーパーで普通に売っている飲料に含まれる砂糖の量にも言及。世界中で増えている糖尿病の原因として唱えている。

ケリーは近年、糖質と炭水化物の摂取量を抑え、たんぱく質摂取量を確保した状態で残りのエネルギーを脂質から摂取する「ケトジェニックダイエット」と呼ばれる食事法とアイスセラピーを行い、男性ホルモンの一種であるテストステロンを増やす取り組みをしているそうだ。

ちなみにインタビュー中にケリーが傍らに置いてあった食事はツナとアボカド、マヨネーズに塩胡椒、ライムジュースなどが入っていると説明。
朝はパパイヤなどフルーツを朝食代わりに摂ることが多いそうだ。

Source taken from: https://www.surfnews.jp/feature/63798/?utm_source=pocket_saves

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