BMWの提案、「電動スクーターでサーフィンへ」…『CE 04』をカスタマイズ

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側面にサーフボードを固定するためのラック

3種類のライディングモード

1回の充電での航続は最大130km

BMWの二輪部門のBMWモトラッドは3月1日、新型電動スクーターのBMW『CE 04』をベースにした「CE 04 ヴァガバンド・モト・コンセプト」(BMW CE 04 Vagabund Moto Concept)を欧州で発表した。

◆側面にサーフボードを固定するためのラック

BMW CE 04 ヴァガバンド・モト・コンセプトBMW CE 04 ヴァガバンド・モト・コンセプト

BMWモトラッドは、オーストリアに本拠を置くヴァガバンド・モト社と協力し、CE 04のカスタマイズに取り組んだ。「アクション・ミーツ・ファッション」をテーマに掲げ、収納スペースとして使える機能的なトップケースを装備した。側面には、サーフボードを固定するためのラックが追加されている。

ボディはホワイト、濃いグリーン、ベージュ、ブラックの4色の組み合わせ。スマイリーフェイスが、フロント ホイールだけでなく、ウインカーのガラスにも表現されている。

照明ユニットには、最新のLEDテクノロジーを導入した。フロントには、ハイビームとロービーム用のヘッドランプを装着。 LEDテクノロジーを採用したテールライトに加えて、LEDウインカーも装備した。オプションの「アダプティブターニングライトヘッドライトプロ」は、コーナリング時の視認性がさらに向上し、夜間のライディングがさらに安全になるという。「ようこそ」や「さようなら」などの特別なライト機能も、オプションで選択できる。

◆3種類のライディングモード

BMW CE 04には、マップナビゲーションとコネクティビティを統合した10.25インチTFTカラーディスプレイを標準装備している。スクーターセグメントでトップの視認性、明確なメニューナビゲーション、操作コンセプトを追求する。新開発の10.25インチのカラーディスプレイでは、初めてインストルメントクラスターにナビゲーションマップを表示できるようになった。

BMW CE 04には、「ECO」、「Rain」、「Road」の3種類のライディングモードを標準装備している。「ダイナミック」ライディングモードもオプションで選択でき、電動スクーターをさらに速いペースで加速させることができる。

BMW CE 04には、フロントに120/70R15 67H、リアに160/60R15 56Hサイズのタイヤを装着した。最新世代のABSを採用する。ブレーキは、フロントがツインディスク、リアがシングルディスク。オプションの「ABSPro」は、バンキングセンサーにより、カーブでのブレーキングも制御することができるという。

◆1回の充電での航続は最大130km

BMW CE 04では、バッテリーと後輪の間のフレームに永久磁石電気モーターを取り付けている。最大出力42hpの強力な水冷式モーターを搭載し、0~50km/h加速2.6秒、最高速120km/hの性能を発揮する。

BMW CE 04には、蓄電容量8.9kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、最大130km(WMTCサイクル)とした。自動車のシステムをベースにした充電技術を採用する。リチウムイオンバッテリーは、通常の家庭用ソケット、ウォールボックス、公共の充電ステーションで充電できる。バッテリー残量がゼロの場合、出力2.3kWチャージャーで充電時間は約4時間20分。出力6.9kWの急速充電器を利用すれば、バッテリーは約1時間40分で充電できる。

急速充電器を使用すると、バッテリー残量が20%の場合、バッテリーを80%まで充電するのに必要な時間は約45分。バッテリー残量が0%の場合、バッテリーを80%まで充電するのに必要な時間は約65分だ。市場に応じて、出力2.3kWの充電ケーブルが標準装備される。自宅のウォールボックスや公共の充電ステーションで急速充電するには、モード3の充電ケーブルが必要。 BMWの四輪車と同じように、BMW CE 04でもBMWの充電ソリューションを利用できる、としている。

Source taken from: https://response.jp/article/2023/03/07/368376.html?utm_source=pocket_saves

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