堀江貴文「信用がある人が人生でいちばん強い訳」

肩書やまじめさが価値を持たない「新時代の信用」 生きていくうえで、いちばん大切にすべきものは何か? そう聞かれたら、ぼくは迷わず「信用」と答える。 人生でもビジネスでも、何より大事なのは信用だ。信用がない人のところには、お金も人もチャンスもやってこない。 何かを成し遂げようと思っても、信用がないと余計な労力がかかる。うまくいったとしても、たいした成功は得られないだろう。 逆に信用がある人は、たくさんの人から助けてもらうことができる。一人では成し遂げられないような大きなことも実現できる。 「信用されたくない人」なんていない 人が社会を形成する生き物である以上、これは古今東西を問わない普遍的な法則だ。 だからぼくは、人生でいちばん大切にしているものは何かと問われたら「信用」と答え続けている。ぼくの本を何冊か読んだことがある読者なら、そのことを知っているはずだ。 では、なぜ今さら「信用」について語るのか? それは、ぼくが大事にしている「信用」と、多くの人が考える「信用」が、必ずしも一致していないと感じてきたからだ。 そもそも「信用が大事」なんてことは、ぼくに言われるまでもなく、だれもが当たり前に感じていることだろう。「だれからも信用されたくない」なんて人はまずいない。 実際、ぼくが「人生では何よりも信用が大切だ」と言えば、たいていの人からは、 「そうそう、私もそう思っていました!」 「ぼくも信用が大事だと思います!」 といった反応が返ってくるはずだ。…